コペンハーゲンで開催中のDockerCon EUで現地時間10月18日、DockerとIBMが業務提携を拡大することを発表した。「IBM Cloud」の採用企業が「Docker Enterprise Edition」を使ったアプリのコンテナ化を容易にするとともに、認定されたIBM製品をDockerストアで入手できるようにする。
IBMはDockerと以前から提携関係にあるが、新たなパートナーシップの拡大は、IBMが自社の顧客のために次世代インフラへの移行を容易しようと、同社が直接取り組む姿勢の表れだ。「Docker Enterprise Edition(EE)for IBM Cloud」のリリースは、そのことを何よりも鮮明に打ち出している。
IBMのプレスリリースによると、Docker EE for IBM Cloudを使うことで、「顧客は、既存のワークロードをコンテナ化し、IBM Cloud上で実行するためにDocker環境を容易に構築できる」という。
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