Oracleは米国時間10月2日、「Oracle Blockchain Cloud Service」をサンフランシスコで開催中の「Oracle OpenWorld」カンファレンスで発表した。顧客は、独自のブロックチェーンネットワークを構築でき、その基盤となるインフラを同社が管理する。
Oracleのプレスリリースによると、同サービスは、企業による新たな収益源の創出に寄与し、各社のSoftware as a Service(SaaS)およびオンプレミスアプリの多くを、セキュアな形でブロックチェーンネットワークまで拡大するもので、リスクとコストを同時に削減できる可能性があるという。エンタープライズ級のブロックチェーンプラットフォームにより、回復機能、拡張性、セキュリティが向上すると、同リリースは述べている。
同ブロックチェーンネットワークをOracleがバックグラウンドで管理することから、顧客は迅速なプロビジョニングが可能になり、簡素化されたオペレーションを実現できる。同時に、組み込みの監視、継続的バックアップ、Point-in-Timeリカバリなどの機能が利用できると、同リリースは述べている。
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