Saba Cloudのポイント
- 6種類の機能群で育成や管理の取り組みを網羅、関連する業務をシームレスに連携
- 採用や研修管理、目標管理と言った機能を提供
- 報酬管理やタレントプール、組織計画の機能も利用できる
Saba Cloudの製品解説
サバ・ソフトウェアの「Saba Cloud」は、人材の採用や育成、エンゲージメントの向上、の意識改革・意欲喚起などに利用できるクラウド型統合タレントマネジメントシステムだ。大きく6種類の機能で構成されている。
「Recruiting@Work」は、人材の採用と社内公募に関する機能を有している。求人ポータルをはじめ、ソーシャル機能や予測機能で選抜プロセス、オンライン面談などで人材採用業務の効率化を図る。
「Learning@Work」は、人材育成策としての研修管理向けの機能。受講対象者の学習意欲向上やスキルアップが図れるよう、集合研修やeラーニング、ソーシャルラーニングなどの管理機能と、スキル体系に基づく効率的な人材育成のための機能を提供する。
目標管理・人事考課向けの機能が「Performance@Work」だ。従業員に対し、組織の成功のために自分のパフォーマンスがどのような役割を果たしているかを理解するため、目標管理と人事考課、業績評価などの評価管理機能を提供。目標管理と人材育成をシームレスに連携することができる。
報酬管理用の「Compensation@Work」は、個々の従業員に対して最適な報酬プランの作成と、報酬管理全体の効率化を図る。人事考課結果や財務データなどを考慮し、個人の給与、賞与や総額人件費などの報酬計画機能を提供する。
「Succession@Work」は、将来に向けて経営幹部などの能力を一元的に管理する“タレントプール”に役立つ機能だ。幹部候補や重要ポジションの後継者を蓄積されたデータを加味して比較、選抜し、タレントプール上で育成状況を管理することが可能。適切な人材配置で人材の定着率を向上させるほか、従業員のスキルギャップや退職リスクの早期発見と対処もサポートする。
組織計画・後継者管理向けの「Planning@Work」では、蓄積されたデータやその他データを集約し、人材や組織全体の状態を可視化。経営層や人事担当者による、組織の拡大や規模の適正化、組織再編などさまざまな組織体制の変更をサポートする。
用途と機能 | 統合タレントマネジメントシステム |
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特徴 | 採用や研修管理、人事考課、報酬管理、タレントプール、組織計画といった6つの機能が利用できる |