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グーグル「Cloud IoT Core」--パブリックベータ版となったGCPのIoT向けサービス

グーグルは米国時間9月27日、「Google Cloud Platform(GCP)」で提供するIoT向けサービス「Google Cloud IoT Core」をパブリックベータ版として正式にリリースした。

 Googleの「Google Cloud IoT Core」サービスが米国時間9月27日、パブリックベータ版として正式にリリースされた。Google Cloud IoT Coreは2017年のGoogle I/Oで発表されたサービスで、モノのインターネット(IoT)ソリューションの構築に役立ついくつかの新機能とパートナーが加わった。

 Google Cloud IoT Coreは、「Google Cloud Platform(GCP)」上で提供されるフルマネージドサービスで、企業による大規模なコネクテッドIoTソリューションの保護や管理に役立つ。Googleのプレスリリースによると、Google Cloud IoT Coreを使用することで、「グローバルに分散した多数のIoTデバイスを管理」することができるほか、同サービスをGoogle Cloud IoTソリューションと併用することでデータ分析情報が利用できるという。「Google Cloud Pub/Sub」や「Google Cloud Dataflow」「Google Cloud Bigtable」「Google BigQuery」「Google Cloud Machine Learning Engine」など、他のGoogle分析サービスとの連携も可能だ。

 今回最も重要な新機能の1つが、ユーザー独自の証明書を導入できるというものだ。ユーザーは独自のデバイス鍵の認証局(CA)を用意することが可能になり、該当鍵はGoogle Cloud IoT Coreの認証プロセスで検証されるようになる。同リリースによると、これにより「デバイスメーカーは、自らのCAが発行した証明書を用いることで、デバイスをオフライン状態のままで一括してプロビジョニングし、その後、CA証明書とデバイスの公開鍵をCloud IoT Coreに登録できる」という。

 Google Cloud IoT Coreは引き続きMQTTプロトコルをサポートすると同時に、新たにHTTP接続にも対応する。同リリースによると、そうすることにより、GCPへの大規模なデータの注入が容易になるという。

 さらに、同リリースによると、Google Cloud IoT Coreでは、企業が特定のIoTデバイスの最新状態を取得する必要がある使用事例に備えて、デバイスの論理表現が加わったという。

 同リリースは、「Cloud IoT Coreは、デバイスのプロパティを含む物理IoTデバイスの論理表現や最後に報告された状態を維持できるようになる」と述べている。「デバイスがオフラインになっていても、アプリケーションがそのデバイスのプロパティや状態を取得したり、アップデートしたりするためのAPIを提供する」(同リリース)

 新サービスの料金は、1カ月あたりのデータ量に基づいている。やりとりされたデータが250Mバイトに満たない場合は無料となる。ただし、250Mバイトを超えると、Mバイト単位で課金される。

 詳細はGoogleのCloud IoT Coreに関するウェブページで参照できる。


提供:iStockphoto/chombosan

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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