生産管理 エクサ

LIXIL、統合製造BOM基盤を構築--全社レベルでの生産計画を立案、管理

2011年に5社が統合して誕生したLIXILは、グループ全体の基幹系システムを刷新、統合するプロジェクトを進めている。その中でSCM領域で統合製造BOM基盤を構築、マルチサイトプランニングも取り入れている。

 トステムやINAX、新日軽、サンウェーブ工業、東洋エクステリアの計5社は2011年に統合してLIXILとなった。生産拠点は日本に44、アジア太平洋に32、米国に12、欧州中東アフリカに13を抱え、世界150カ国以上で事業を展開している(2017年3月末時点)。

 グループの売上高は2017年3月期に1兆7864億円、このうち海外が占める比率は29.6%。2012年3月の海外販売比率が4.2%であることを考えると、急速にグローバル化が進んでいることが分かる。

 同グループが開発、製造、販売する製品は中核となる建築材料や住宅設備機器のほかビルや店装建材、公共エクステリア、性能住宅工法などさまざま。

 グループ全体の基幹系システムを刷新、統合するプロジェクト「L-ONE(LIXIL Overall New Engine)」が2014年から始まった。このプロジェクトは、5社統合後も使われてきた個社のシステム群をグローバルで標準化されたシステムに刷新することが目的。システム全体で数千もの機能を廃止して、最終的に約16のシステム分類に統合する計画となっている。

 LIXILグループの生産形態は、見込み生産(Make to Stock:MTS)、受注組立(Assemble to Order:ATO)、受注生産(Make to Order:MTO)、受注開発(Engineering to Order:ETO)となっており、単一ではない。国内の工場で数千万のアイテムにおよぶ製品を多品種少量生産で受注、即座に出荷している。

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