板金加工やプレス、切削などの工作機械・器具を製造、販売するアマダホールディングスは、顧客サポートとコンサルティングを提供するためのIoTプラットフォームを構築した。プラットフォームに採用されたセールスフォース・ドットコムが8月31日に発表した。
アマダは、2020年度をゴールとする中期経営計画として「強固なバリューチェーンの再構築による競争優位性の確保」と「サプライチェーン管理によるさらなる収益性と効率性の向上」を軸にした取り組みを推進している。その中で、プロアクティブなメンテナンスをサポートすることも含め、顧客の生産性を向上させることを顧客価値と定義し、それを支えるためにIoTの活用、「つながるモノづくり」が必須と考えたという。
具体的には、これまで顧客が使うマシンのトラブルを未然に防ぐための予防予知の仕組みが充実していなかったのに対し、IoTを駆使してより付加価値の高いサービスやコンサルティングを顧客に提供することを目指すことにした。
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