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クラウドへの攻撃が前年比300%増--マイクロソフトのセキュリティレポート

マイクロソフトが、同社の提供するクラウドサービスに対する悪意のある攻撃が300%増加したとのレポートを発行、企業への対策を促している。

 Microsoftは、「Windows 10」や「Office 365」、「Azure」といったエンタープライズソフトウェアのインストールベースが大きなことから、サイバーセキュリティのトレンドに関する独自の知見を持っている。この幅広い領域の情報から、同社はセキュリティ脅威の現状を評価して新たなトレンドを特定し、「Microsoft Security Intelligence Report」というセキュリティに関するレポートを発行するに至っている。

 2017年8月、そのMicrosoft Security Intelligence Report第22巻が発行された。レポート内には、企業がうんざりするようなトレンドが明らかにされている。それは、利用しているOSやクラウドサービスに関係なく、どんな企業でも真剣にとらえるべき内容だ。第22巻にて調査対象となったのは2017年第1四半期のみとなっているが、同レポートでは特にクラウドサービスへの攻撃が急速に増加していることを示している。

 Microsoftは、インテリジェントなクラウドサービスによる利点を顧客に説いているかもしれないが、こうしたクラウドサービスにセキュリティ脆弱性が潜んでいると目を付ける犯罪者も増加の一途をたどっているのである。

Microsoft Security Intelligence Reportの内容

 エンタープライズシステムが続々とクラウドに移行する中、クラウドサービスに対する悪意のある攻撃も同様に増加している。Microsoftのレポートによると、同社のクラウドユーザーのアカウントに対する攻撃は前年比300%も増加しているという。クラウドサービスへの攻撃がどこから来ているのか世界中どこでも追跡可能だが、Azureに限って見てみると、約35%の攻撃は中国からのもので、約32%は米国からのものだ。

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