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「Amazon Web Services」入門--多数の新機能が追加されるアマゾンのクラウドサービス

Amazon Web Services(AWS)は、アマゾンが提供するクラウドコンピューティングサービスだ。手ごろな料金で利用できるサービスで市場をリードしており、「macOS」インスタンスのサポートなど、新たな機能が次々に追加されている(2017年9月4日公開、2020年12月17日更新)。

 クラウドコンピューティングの登場によって、企業は莫大な資金と労力を投じてデータセンターを建設することなく、またワークロードの変動のせいで利用率の低いサーバーにコストをかけることなく、コンピューティングリソースを迅速にプロビジョニングできるようになった。

 Amazon Web Services(AWS)は、手ごろな料金で利用できるクラウドインフラストラクチャーおよびサービスを最初に提供した大手ベンダーであり、現在もクラウドコンピューティング市場の最有力企業だ。AWSはスタートアップ企業にとって利用開始時のハードルが低いことから、「imgur」のような人気の写真共有サービスが誕生した。一方、Netflixなどの既存企業は、ワークロードをAWSに移行することで、自社の環境の複雑さを軽減しつつ、コストを削減している。

 このAWS入門記事では、Amazonのクラウドエコシステムをわかりやすく紹介するとともに、新しいAWSサービスとその利用方法に関する情報をITリーダーにお届けする。

概要

  • どんなものなのか:Amazon.comが提供する各種クラウドコンピューティングサービスおよびアプリケーションで構成されるプラットフォームだ。これらのサービスの中では、特に「Amazon Elastic Compute Cloud」(Amazon EC2)や「Amazon Simple Storage Service」(Amazon S3)などの人気が高い。
  • なぜ重要なのか:AWSは初期投資が不要で、リソースプロビジョニングの遅延時間がほとんどなく、キャパシティーをオンデマンドで利用できる。料金は使用量に応じて請求されるため、コスト面でオンプレミスサーバーに代わる選択肢だ。
  • 誰が影響を受けるのか:インターネットを活用している組織や、非公開データの保存や検索が必要な組織はすべて、規模の大小にかかわらず、AWSサービスの影響を受ける。
  • いつ提供が開始されたのか:AWSプラットフォームの提供開始は2006年だが、それ以来、新しいサービスや「リージョン」(データセンター)が頻繁に追加されている。
  • 競合サービスにはどのようなものがあるのか:Microsoft Azure」と「Google Cloud Platform」の2つがAWSの主な競合サービスだ。
  • どうすればAWSエンジニアになれるのか:AmazonはAWSのDevOpsエンジニア向けに公式の認定プログラムを提供しているが、AWSのDevOpsという仕事にこの認定が必須というわけではない。それとは関係なく、興味のあるプロフェッショナルはAWSインスタンスの管理方法を学ぶ必要があり、それにはさまざまなスキルが求められる。
  • どうすれば利用できるのか:無料利用枠を使って利用を開始することができる。無料利用枠では、最長1年間にわたり制限付きで無料利用が可能だ。料金は、S3が1GBあたり0.023ドルから、EC2インスタンスが1時間あたり0.0059ドルからとなっている(地域によって異なる場合がある)。

どんなものなのか

 AWSは、Amazon.comが提供する各種クラウドコンピューティングサービスで構成されるプラットフォームだ。データセンターを自前で構築する場合や、従来型のデータセンターから汎用サーバーをリースする場合と異なり、AWSのリソースプロビジョニングの料金は、リザーブドキャパシティーではなく実際の使用量を反映したものになる。また、利用するサービスも請求額に影響し、個々の製品やストレージの種類によって料金が変わる。

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