セキュリティ

自社社員にフィッシング攻撃--社内の弱点を特定するセキュリティ対策

一部の企業は、従業員に対するサイバーセキュリティ教育を改善するため、非伝統的な方法を試している。具体的には、自社の従業員にフィッシング電子メールを送信する方法だ。

 サイバー攻撃とその結果として生じるデータ漏えいの90%以上は、スピアフィッシングキャンペーンから始まる。多くの従業員は依然として、悪意ある電子メールと無害な電子メールを区別できない。サイバーセキュリティ教育を改善するため、一部の企業は非伝統的な方法を試している。具体的には、自社の従業員にフィッシング電子メールを送信する方法だ。

 企業はサイバーセキュリティに関するトレーニングを年に1回しか提供しないことが多いが、それでは進化し続ける脅威状況についていけない、と(ISC)2の最高執行責任者(COO)のWesley Simpson氏は述べた。「社内でのフィッシング演習の実施は、リスクへの対処に効果を発揮する非常に安価なツールであり、職員の知識と教育への投資である。それは1年に1回ではなく、継続的に実施すべきだ」(Simpson氏)

 ISC(2)は、従業員を対象とする社内フィッシング演習を定期的に実施している。ITチームは、従業員が実際に受信する電子メールをもとにフィッシング電子メールを作成する、とSimpson氏は述べた。例えば、無料のドリンクを提供するコーヒーショップや郵便サービスの荷物の通知を模倣したフィッシング電子メールを作成する。

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