開発 情報処理推進機構

第5回:要求は膨らみ、計画は狂う--要件定義の妥当性を評価する

「家づくり」と「要件定義」のプロセスを見比べながら、“使い物になる”要件定義を作成するための方法を学んでいく。今回は要件定義のキモともいえる「まとめに取り掛かるプロセス」を紹介する。

 「住まいを購入するまでのプロセスは、システム開発における要件定義とよく似ている」をコンセプトに、要件定義のプロセスを解説する本連載。5回目は「まとめに取り掛かるプロセス」に注目する。現場からの要求は無限に膨らむが、予算と期間は有限だ。さらに言えば、要件定義内容を固めたところで、新システムへの投資は当初のもくろみ通り回収できなければ事業としては失敗である。実は、そこが一番の問題なのだ。

家づくり編:決断か白紙か--予算の課題をどう突破する

 前回、家の内装で激しい議論を重ねた千石夫妻。理想のマイホームと現実の予算との間には、まだまだ深い溝があるようです。そんな折、エステート本駒込の白山さんから連絡がありました。

千石君:今日、白山さんから連絡があってね。契約するかどうかを明後日までに決定してほしいって言うんだよ。

千石夫人:今頃どうしたの? 契約するつもりで話が進んでいたんじゃなかったの。

千石君:こっちはそのつもりなんだけど、きちんと契約書を交わしたわけじゃないし、手付金も払ってないよね。白山さんによると、あの分譲地を買いたいって人が現れたんだって。しかも即金で。

連載「家づくりで分かる!はじめての要件定義」の過去記事

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