セキュリティ マルウェア対策 AI・機械学習

AIとAIの戦い--ウイルス対策AIを欺くようAIでマルウェア改変

機械学習を使ったウイルス対策ソフトウェアを出し抜くため、AIを利用してマルウェアを改変するという、憂慮すべきAIの利用事例がハッキングカンファレンス「DEF CON」で紹介された。

 米国時間7月27日~30日に開催されたハッキングカンファレンス「DEF CON」で、セキュリティ企業EndgameのHyrum Anderson氏は憂慮すべきAIの利用事例を紹介した。それは、機械学習を使ったウイルス対策ソフトウェアを出し抜くために、AIを利用してマルウェアを改変するというものだ。

 Endgameの実験において重要な前提は、あらゆるAIには盲点があり、そのような盲点は他のAIに悪用される可能性があるということだ。その上で、研究チームがマルウェアのコードにちょっと手を加え、ウイルス対策ソフトウェアを攻撃できるようにしたところ、16%の確率でセキュリティ対策をすり抜けることに成功したという。

 16%という割合は大きくないように思えるかもしれない。だが、AIを利用してマルウェアを作り変え、動作するのに検出されないマルウェアを作ることに成功したなら、すり抜ける割合は問題ではない。そのマルウェアを検出できなければ、1回の感染でも大きな影響がもたらされる。

編集部おすすめの関連記事

残り本文:約1439文字 ログインして続きを読んでください。

あなたにおすすめの記事

関連記事

ホワイトペーパーランキング

  1. Docker、Kubernetesがもたらす IT業界の一大変革
  2. 今さら聞けない? Dockerコンテナ入門
  3. 【ZDnet Japan調査】情報システム部門200名への調査から見る「攻めのIT戦略のリアル」
  4. AWSが解説!クラウド移行で失敗しないためのベストプラクティスと戦略─「6つのR」とは
  5. 働き方改革、買い手優位の市場、いまこそ見直すべき『営業力』最高でも最安でもなければ「営業力」が必要

編集部おすすめ

トレンドまるわかり![PR]

サーバ
PC・モバイル
ストレージ
ネットワーク
仮想化
クラウドサービス
OS・ミドルウェア
開発
データベース
運用
セキュリティ
クライアントセキュリティ
サーバセキュリティ
ゲートウェイセキュリティ
メールセキュリティ
ウイルス対策
標的型攻撃対策
IDS/IPS
ファイアウォール
WAF
UTM
SIEM
フィルタリング
データ保護
アクセス管理
SSO
ワンタイムパスワード
IRM
情報漏えい対策
暗号化
脆弱性診断
その他セキュリティ
新興技術
IoT
ドローン
ロボット
VR・AR
AI・機械学習
財務・経理
人事・労務
マーケ・営業
購買・調達
生産・製造
データ分析
コミュニケーション
通信・通話
文書・コンテンツ
サイト構築
PCソフト
学習

ベンダー座談会

Follow TechRepublic Japan

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]