VR・AR

「Google Glass」と産業用ARソフトでミスを低減--メンテナンス分野で示される有用性

航空機用エンジンなどを製造するGE Aviationは先頃、自社整備士の一部に「Google Glass」とスマートレンチを提供してのパイロットプログラムを実施した。

 製造環境において、メンテナンス関連のミスを回避し、効率性を高めることは、コストを節約する重要な手段である。航空機用エンジンなどを製造するGE Aviationは先頃、パイロットプログラムの一環として、自社の整備士に「Google Glass」とスマートレンチを配布することで、その両方を行う方法を発見した。

 GE Aviationは、シンシナティにある同社製造工場の整備士15人が参加するパイロットプログラムについて、Upskill(旧社名はAPX Labs)と提携した。それぞれの整備士には、Upskillの「Skylight」産業用ARプラットフォームを使用する「Google Glass Enterprise Edition」と、Wi-FiをサポートするAtlas Copcoの「Saltus MWR-85 TA」トルクレンチが配布された。

 測定対象となった重要な製造ポイントは、Bナットのメンテナンスだ。Bナットは、航空用エンジンの流体ラインとホースで極めて重要な役割を果たす。Bナットを適切に締めて、トルクを与えれば、頑丈にしっかりと密閉することが可能だ。Bナットが緩すぎる、またはきつすぎる場合、メンテナンスのやり直しやフライトの中止、飛行中のエンジン停止といった悪い結果を招くおそれもある。

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