最も低価格のモデルだと35ドルで購入可能な「Raspberry Pi」は、単なるむき出しのボードであり、コンピュータの定義に当てはまる最もシンプルな製品である。
Piの外見に飾り気がないのは、同ボードが所有者のアイデアを表現するキャンバスであり、ロボットからレトロアーケードマシンまで、Piをベースとする何百種類もの創造物の原材料だからだ。
この最新のプロジェクトは、Piを使って、従来型コンピュータにひねりを加えた端末、具体的には、ポケットに入るほど小さい「ノートPC」を作りたい人をターゲットとしている。
この「ウルトラモバイルPC」(UMPC)は、クレジットカードサイズのPi自体よりわずかに大きい程度のサイズで、「Raspberry Pi 3 Model B」のコストも含めて100ドル強で組み立てることが可能だ。
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