スマートスピーカ市場について言えば、リーチや機能の面でAmazonの「Alexa」が優位を占めている。Voicebotが最近発表した報告書によると、Alexa向けスキルが1万5069あるのに対し、「Google Assistant」向けに提供されているアプリは378、同じく「Microsoft Cortana」向けのスキルは65だったという。
さらに重要なのは、Alexaエコシステムが急速に拡大していることだ。Amazonが公式に認可したスキルだけでも2017年2月に1万を突破しており、それからわずか4カ月間で同サービスの数は50%強増加したことになる。同報告書によると、AlexaのスキルセットはGoogleのそれより37倍もの速さで拡大しているという。
注意が必要なのは、これらのスキルの一部が特定の国や地域向けに作成されて重複しているという点だと、同報告書は指摘した。いずれにせよ、Amazonは音声認識機能を搭載するアプリケーション市場で圧倒的な地位を占めている。
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