IDCは、世界ICT市場に関する調査結果を発表した。それによると、同市場の年間支出額は2020年までに5兆5000億ドルにまで拡大するという。為替変動がないと仮定した場合、2015年から2020年にかけての年平均成長率(CAGR)は5%と見込む。
ICT市場のなかでは、IDCが「イノベーションアクセラレータ-」と称する新技術ジャンルの成長が目立つ。具体的には、モノのインターネット(IoT)、ロボット工学、拡張現実(AR)および仮想現実(VR)、セキュリティ、コグニティブコンピューティングおよび人工知能(AI)、3Dプリンティングが18%というCAGRでICT市場における次の成長の波をもたらすとした。2015年から2020年にかけての総売上高は7.4兆ドル弱、2020年の売上高は1兆8000億ドルと予想している。
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