開発 開発ツール

「COBOL」は古いだけにあらず--1959年誕生の言語が現代にもたらすメリット

「COBOL」は1959年に開発された古い言語であり、惰性で使われているとの意見も一部にはある。だが、IBMの幹部らは、Javaなどの比較的新しい言語にもない有用性があると指摘する。

 1959年に発明されたプログラミング言語「COBOL」(Common Business-Oriented Language)にまつわる通説を紹介しよう。大規模組織がCOBOLを使用する理由は2つしかなく、プログラムを現代的な言語で記述し直すのがあまりに面倒であるため、また、経営者にCOBOLの使用をやめさせる方法を若手が理解していないためとされている。

 だが現実は違う。大規模組織でCOBOLが使われているのは、ハイエンドのトランザクション処理アプリケーションを極めて効率的に動かすことができ、その点では新しい言語もCOBOLに及ばないからだ。現在運用されているプログラムの多くは、2002年(最悪のケースでは1985年)のCOBOLアップデートをベースとしており、コードの記述方法は、優秀なC開発者やJava開発者なら数週間で習得することができる。

 COBOLは現在もIBMの「z Systems」シリーズのメインフレームに採用されているほか、IBM以外の分散型システムにおいても広く使われている。IBMのz Systemsソフトウェア担当フェロー兼最高技術責任者(CTO)のKevin Stoodley氏は、「非常に重要な問題をうまく解決できるため、使われ続けている」と語る。

編集部おすすめの関連記事

残り本文:約2923文字 ログインして続きを読んでください。

「開発」で読まれている記事

TechRepublic Japanで人気の記事

編集部オススメ

トレンドまるわかり![PR]

財務・経理
人事・労務
マーケ・営業
購買・調達
生産・製造
データ分析
コミュニケーション
通信・通話
文書・コンテンツ
PC・モバイル
新興技術
ITインフラ
クラウドサービス
OS・ミドルウェア
開発
開発ツール
開発支援
ノンプログラミング開発ツール
データベース
運用
セキュリティ

ホワイトペーパーランキング

  1. AWSが提唱する、モダン分析プラットフォームのアーキテクチャと構築手法
  2. AWS資料、ジョブに特化した目的別データベースを選定するためのガイド
  3. Zero Trust Workbook--ゼロ トラストの先にある世界を知るためのガイダンス
  4. 「ゼロトラスト」時代のネットワークセキュリティの思わぬ落とし穴に注意せよ
  5. データ駆動型の組織でビジネスの俊敏性を実現するには?戦略的な意思決定とイノベーションを両立へ

Follow TechRepublic Japan

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]