周辺機器

ビジネスを守る「UPS」の選び方(1)ITは電気がなければ動かない

電気の可用性を高める施策として、一般的に活用されているのが「UPS」である。バッテリを内蔵しており、停電が発生したときに電源を供給する。電気が復旧するまでシステムを止めずに済んだり、シャットダウンする時間を稼いだりすることが可能だ。

電源供給の可用性を高めるUPS

 現在のビジネスでサーバやPC、ストレージ、ネットワークといったIT機器は、止めることのできないミッションクリティカルな装置と言っても過言ではない。多くのITシステムでは、「可用性」が重要なキーワードとなっており、災害や事故などが発生したとしても止まらない仕組みや手法には、さまざまなものが登場している。パブリッククラウドを利用するのも、その1つの施策だろう。

 しかしながら、保有するITの全てをクラウド化できるというわけではないし、クラウド化に積極的ではない組織もあるだろう。オンプレミスのシステムの可用性をできるだけ向上するためには、さまざまな施策を検討しなければならない。

 ところで、オンプレミスのシステムの可用性を高める技術には、どのようなものがあるだろうか。仮想化技術やレプリケーション技術、データバックアップ、ネットワーク冗長化などが思い浮かぶだろう。しかし、これらのシステムに共通する「電気」について、真剣に取り組んだ記憶はあるだろうか。

 電気は、全てのITシステムにとって必要不可欠である。ブレーカーの事故や落雷のような自然災害によって、電源供給が停止すれば、ITシステムは全て役に立たなくなってしまう。可用性を高めるという点で極めて重要な要素だが、当たり前すぎて忘れがちになってしまうのは否めない。

 電気の可用性を高める施策として、一般的に用いられているのは「無停電電源装置(Uninterruptible Power Supply:UPS)」である。バッテリを内蔵しており、停電が発生したときに電源を供給することができる。電気が復旧するまでシステムを止めずに済んだり、シャットダウンする時間を稼いだりすることが可能だ。

サーバを守るだけでは穴だらけ

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