コールトラッカーのポイント
- 広告ごとに異なる番号を割り当て、どの広告からの反響かを把握
- 音声ガイダンスなどの通知でオペレーターの適切な対応を支援
- ウェブでの検索ごとに表示される電話番号を動的に発行
コールトラッカーの製品解説
コムスクエアの「コールトラッカー」は、出稿している広告からの電話反響をトラッキングして効果を測定し、機会損失を削減させるクラウド型の電話効果測定ツールだ。問い合わせなどの電話を、どのメディアに接触して掛けてきたのか把握できるため、広告効果の視覚化や最大化できるとしている。
ウェブメディア、雑誌などの紙広告、看板、テレビ、ラジオなど、広告ごとに異なる電話番号を測定用に割り当てておき、入電の際はコールトラッカーを経由して企業へつなぐことで、どの広告に対する電話反響であるかを把握する。オペレーターには、どの広告からの電話反響であるかが音声ガイダンスで通知されるため、適切な対応が可能になる。
機会損失を削減する機能も備える。営業時間外や話中など応対できなかった電話反響がある場合は、企業にメールやファクス、ショートメッセージで発信情報を通知するので、折り返し電話することも可能だ。また、回線数を超える着信があった場合は音声ガイダンスを流し、離脱を防止する。応対できなかった電話については、事前に設定した番号に自動転送する機能や注文や問い合わせを録音する機能も備えている。
検索エンジンマーケティング(SEM)にも対応する。検索ごとに表示される電話番号を動的に発行できるため、電話反響に至った検索キーワードを把握できるほか、メールマガジン、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)といった流入経路も把握でき、SEMの費用対効果の正しい判断に結び付けられる。
用途と機能 | 広告からの電話反響をトラッキングして把握し、効果測定する電話効果測定ツール |
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特徴 | 広告ごとに異なる測定用の電話番号を掲載することで、どの広告の電話反響であるかを把握し、適切な対応を支援し、機会損失を削減する。SEM対策に対応する機能も備える |
税別価格 | 初期費用が5万円、月額費用が5万円。別途、通話料と番号種別により番号利用料が必要 |
導入企業 | エストドック、Yahoo!ロコ、など |