カスペルスキースモールオフィスセキュリティのポイント
- クラウド上の統合管理コンソールから一元管理、ネット決済保護にも対応
- ランサムウェアの暗号化を検知、自動でデータをバックアップ
- Android端末は遠隔で端末をロック、データを消去
カスペルスキースモールオフィスセキュリティの製品解説
カスペルスキーの「カスペルスキースモールオフィスセキュリティ」は、少人数の小規模オフィス向けセキュリティソフトだ。従業員数が5~25人規模の企業を対象に設計されている。
複雑な設定は不要で、WindowsやMacなどのPC、Androidベースのスマートフォンやタブレット、Windows Server 2008以降のファイルサーバをクラウド上の統合管理コンソールから一元管理する。クラウドに収集された最新の脅威情報を活用して端末をリアルタイムで保護するため、最新のマルウェアに対抗できるとしている。スパムメールを検知してブロックするスパムメール対策、データを盗もうとする偽装サイトの特定するフィッシング対策の機能も備える。
ランサムウェアによる暗号化を検知してブロックする機能を備えており、万が一、暗号化されてしまっても、自動でデータをバックアップし、暗号化前の状態に戻すことができるという。また、金銭詐欺に対してクレジットカード番号や銀行口座情報が盗まれないよう保護するネット決済保護機能も備える。
Android端末については、端末に保存されている秘密情報を保護する機能を搭載する。端末の紛失時は、遠隔操作での端末ロックやデータ消去、場所の特定と追跡が可能で、外部からの攻撃に対抗して情報漏えいを防止する。
用途と機能 | 従業員数5~25人規模の企業を対象とした小規模オフィス向けセキュリティソフト |
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特徴 | WindowsやMacなどのPC、Androidベースのスマートフォンやタブレットなどに対応。クラウド上の管理コンソールから一元管理が可能。マルウェア対策、スパムメール対策、フィッシング対策、データバックアップ、ネット決済保護といった機能を備える |
税別価格 | ライセンス期間が1年、PC5台、モバイル5台の場合で1万5984円 |