「Google Analytics」は強力なウェブ分析ツールである。Google Analyticsのパワーユーザーであれば、このツールを利用して目標を設定し、キャンペーンのパフォーマンスを分析し、Eコマースを促進して、顧客の行動に対する理解を深めているかもしれない。
筆者は、Google Analyticsをセットアップしたものの、そこで終わってしまう企業をあまりにもたくさん見てきた。Google Analyticsのツール群はデータを収集するが、こうした企業の人々は、時々ログインして、一定期間内における訪問者の総数を確認し、ログアウトしている。残念ながら、データが威力を発揮するのは、ユーザーがそのデータに基づいて行動を起こした場合だけだ。
そこで、皆さんが行動を取り始められるように、本記事では、企業のウェブサイトでGoogle Analyticsのデータを有効に活用する4つの方法を紹介する。
(注:以下では、既にGoogle Analyticsの設定が完了済みで、自分のサイトのデータを収集している人を対象に話を進める。設定などをまだ済ませていない人は、米TechRepublicによる「Five things you should know about Google Analytics」(Google Analyticsについて知っておくべき5つのこと)、Googleによる「Get started with Analytics」(Analyticsの利用を開始する)という記事を参照してほしい)
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