「IT部門に配属されたら押さえておきたい基礎知識」を紹介するシリーズ。今回は、情報システム部門で新人のA山さんが、B川先輩にシステム運用管理の流れについて教えてもらっています。2人の話に耳を傾けてみましょう。
- A山さん:情報システム部門に配属になった入社2年目の新人社員
- B川先輩:情報システム部門の先輩社員
予期しない性能低下や機能停止を防ぐ
A山さん:情報システム部門には開発業務のほかに運用業務もあると聞きました。どんな業務で何で必要なんですか?
B川先輩:システムが正常に動作し、業務を滞りなく進められるようにする役割を担っているんだよ。「システムは問題なく動いて当たり前」と思われているかもしれないけど、サーバやストレージ、ネットワーク機器などシステムの構成要素が増えて複雑になると、当然ながら、トラブルが発生するリスクもそれだけ高くなるよね。
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