米国心臓協会(American Heart Association)によると、脳卒中から生還した患者のうち人工知能(AI)プラットフォームを利用している人は、ちゃんと抗血栓薬を服用している割合が従来の方法で治療を受けている患者の2倍にのぼるという検査結果が出たという。
そのAIプラットフォームは「AiCure」というもので、スマートフォンのソフトウェアアルゴリズムを活用し、患者の身元や投薬の情報、またちゃんと薬を飲んでいるかなどを確認するものだ。薬を飲み忘れないよう自動的に通知することや、服用の指示なども受信できる。医療従事者はリアルタイムでデータを受信するため、患者が薬を予定通り飲んでいない場合、早期に察知することが可能だ。
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