RODEMのポイント
- カレンダーに訪問先を登録だけで出発時刻や移動経路を自動算出
- 蓄積された算出データを利用すれば経路や運賃の再検索が不要
- 経費精算システムと連携して交通費の精算を効率化
RODEMの製品解説
ヴァル研究所の「RODEM」は、普段使っているカレンダーツールに訪問予定を登録するだけで、スケジュールの調整や経路の検索、交通費の精算を自動化してくれるサービスだ。
同社の調べによると、多くのビジネスマンは、1件の訪問先につき何回も移動経路、時間、交通費を調べている。1回目は予定を立てるとき、2回目は当日に会社を出発するとき、3つ目は交通費を精算するとき。こうしたわずかな時間の積み重ねが、スタッフの業務効率と生産性を大きく低下させている。
RODEMは、カレンダーに訪問先の会社名と時刻を登録するだけで、予定に間に合う移動経路や出発時間を自動で算出し、カレンダーに追加入力する。これにより、算出された移動予定をもとにスムーズな移動が可能。連動しているカレンダーのリマインド機能を活用すれば、出発予定を事前に通知することもできる。
算出された移動経路、出発時間、運賃などはログデータとして蓄積。このデータを利用すれば経路や運賃の再検索が不要になるほか、経費精算システムと連携して、交通費の精算も効率化できる。
システム連携可能なサービスは、カレンダーが「Googleカレンダー」「Outlook on the web」、経費精算システムが「Concur Expense」「MFクラウド経費」「経費Bank」「駅すぱあと旅費交通費精算Web」、名刺管理サービスが「Sansan」となっている。
用途と機能 | スケジュール調整、経路検索、交通費精算の自動化サービス |
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特徴 | カレンダーツールに訪問先を登録するだけで、移動経路や出発時間を自動で算出する。経費精算システムと連携して、交通費精算も効率化する |
導入企業 | ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン、など |