MDM

モバイル活用の実際を聞く(4)紛失しても申告しないという“恐怖”

“モバイル端末管理(MDM)”はセキュリティの懸念やリスクを低減するためのものとして期待され、実際に活用されている。座談会の最終回では、セキュリティに対する意識のあり方などに焦点が当たった。

 スマートフォンやタブレットといったスマートデバイスを業務に活用したいが、もろ手を挙げて賛成とはいかない。さまざまな懸念があるからだが、やはり大きいのはセキュリティ上のリスクだ。

 手軽だからこそ、なくしやすいことは否定できないし、紛失した後で悪意のある人間にわたってしまうと、どんな被害に遭うのかを想像すると、つい二の足を踏んでしまうのは仕方ないかもしれない。

 “モバイル端末管理(Mobile Device Management:MDM)”によるマネジメントの枠組みは、こうした懸念やリスクを低減するためのものとして期待され、実際に活用されている。MDMでそうした懸念やリスクはどこまでなくせるのか――。

 MDMを提供する企業に集まってもらった座談会の最終回(第1回第2回第3回)では、セキュリティに対する意識のあり方などに焦点が当たった。参加したのは以下の6人(肩書きは取材当時、「」内は提供する製品)。

  • 日本IBM 赤松猛氏(セキュリティー・システムズ事業部 部長 第二テクニカル・セールス シニアITスペシャリスト)「MaaS360」
  • 日本マイクロソフト 一瀬幹泰(クラウド&ソリューション ビジネス統括本部 クラウドプロダクティビティ&モビリティ営業本部 テクニカル第2営業部 部長)「Enterprise Mobility + Security」「Intune」
  • シトリックス・システムズ・ジャパン 竹内裕治(アジア・パシフィック・ジャパン営業推進本部 シニア・フィールドレディネスマネージャー)「XenMobile」
  • アイキューブドシステムズ 畑中洋亮(取締役 社長室長)「CLOMO」
  • ソリトンシステムズ 松本吉且(執行役員 ITセキュリティ営業本部 セールスマーケティング部)「MobiControl」
  • モバイルアイアン Richard Li(シニアテクニカルセールスディレクター)「MobileIron」

紛失を前提にした対策が必要

――モバイルワークでのセキュリティの懸念点として、従業員がスマートデバイスを紛失してしまうといった問題があります。こうしたトラブルは、実際に起こっているものなのでしょうか。

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