開発者がテクノロジ業界に欠かせない存在であることは、疑いの余地がない。だが、開発者は人材の確保が最も難しい職種の1つだ。この種の専門技術を持った人たちに対する需要は衰える気配がない。
一方、開発の仕事に興味がある人は、どのプログラミング言語から学習を始めるべきかを決めるのが難しいかもしれない。求人サイトのIndeedが発表した新しいデータによると、求人数で見たときに今最も需要が多いプログラミング言語は「Java」で、求人100万人あたりの求人数がほぼ3000人だ。その次が「C#」で、求人数は約600人。以下、「C++」「Python」「JavaScript」と続き、この3つの求人件数はそれぞれ求人100万人あたり約400人だ。
Rubyは、ランキングでは7位だが、求人数は急増している。最近のレポートによると、Rubyの開発者が2015年から2016年の1年間にIndeedのサイトで検索された回数は、656%という驚異的な増加を示し、同サイトで検索数が最も急増したという。

提供:Indeed
「開発系の人材は深刻な人手不足状態だ」と、Indeedで製品担当シニアバイスプレジデントを務めるRaj Mukherjee氏は言う。ただし、不純な動機でこの仕事に就こうとしないでほしいと釘を刺している。「需要が多いからという理由で開発者になろうとしないでほしい。開発に興味がなければ、きっとうまくいかないだろう。この仕事に本当に情熱を持ち、なぜこの仕事に就きたいのかを正しく理解している必要がある。重要だと思える言語を学習するのはそれからだ」と、同氏は述べた。
読者は開発者としてキャリアを積みたいと考えているだろうか。そのような人たちのために、検討すべき3つの言語と、その言語を学ぶためのヒントをこれから紹介しよう。
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