CSLGuardのポイント
- ウェブ系に加えてクライアント/サーバ系にも対応
- 異なるOSやデータベースの特権IDも一元管理できる
- 部署、役職などに応じたアクセス権限の設定や各種履歴の取得も行える
CSLGuardの製品解説
NTTソフトウェアの「CSLGuard(コンソールガード)」は、1度の認証で許可された全てのシステムへのアクセスを可能にするシングルサインオン(SSO)システム。全社的に統一したアクセス環境を構築できる。
作業者や従業員は、各自に配布された単一のログイン情報で複数の業務システムにアクセスできようになる。CSLGuardがアクセスしたい業務システムなどへの認証を代行する。TeraTermやリモートデスクトップをはじめ、ウェブ系に加えてクライアント/サーバ(C/S)系の業務システムでもSSOが可能となり、複数のIDとパスワードを管理する必要がなくなる。異なるOSやデータベースの特権IDも一元管理できる。
利用者ごとにシステムへアクセスできる時間帯や必要なアクセス権限を制御できる。システムに登録されているパスワードが隠蔽(いんぺい)されるため、セキュリティの強化や不正アクセスの防止に役立てられる。
誰がいつどのサーバにどのIDでログインしたかを記録する。アクセスログをレポートとして監査に活用できるほか、システム側の共有IDでも個人単位のSSO用IDとひも付けされているため、個人用ログとして追跡できる。さらに、認証サーバへのアクセスができない場合でも履歴などを参照して認証を継続する。
用途と機能 | ウェブ系やC/S系のシステムに対応するSSO |
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特徴 | 複数のIDとパスワードを管理する必要がなくなり、異なるOSやデータベースの特権IDも一元管理。利用者ごとのアクセス制御や個人のアクセスログ取得も可能で、認証サーバがダウンしても機能を維持する |
導入企業 | 沖縄銀行、伊予銀行、サトー、東京国際空港ターミナル、など |