モバイル セキュリティ

「Chromebook」で効率的に電子メールを暗号化する方法--「K-9 Mail」と「APG」を利用

筆者は、「Chromebook」で暗号化を使用する必要があり、「Minilock」などの暗号化アプリを使っていた。しかし、Chromebookが「Android」アプリをサポートしたことで、必要なAndroidアプリをインストールして、暗号化を大幅に簡素化することができた。ここでは、「K-9 Mail」と「APG」を使用した手順を紹介する。

 筆者は「Chromebook」で暗号化を使用する必要があった。ずっと前から、筆者は「Minilock」などの暗号化アプリを使っていた。やがて、これは最も効率的な時間の使い方でないことがはっきりしたので、筆者はもっと優れたソリューションの登場を待っていた。

 そのソリューションは「Android」アプリのサポートという形でもたらされた。幸いにも、筆者は、かなり早い時期にAndroidアプリがサポートされた「Pixel 2」を所有していた。そのため、必要なAndroidアプリをインストールして、暗号化を大幅に簡素化することができた。このタスクを処理するために選んだアプリは、「K-9 Mail」と「APG」という簡単な選択肢だった。インストールが完了すると、不必要な手順に煩わされずに、自分の暗号化のニーズを満たすことができた。

 それでは、これらのアプリをインストールして、電子メールを暗号化する手順を見ていこう。

インストール

 まず、これらのアプリをインストールできるのはサポート対象のChromebookだけであることを覚えておく必要がある。自分のChromebookでAndroidの「Google Play」ストアを利用可能かどうかは、この公式リストで確認できる。自分のChromebookがサポートされている場合は、次にAndroidサポートを有効化する必要がある(その方法については、筆者が以前執筆した「「Chromebook」に「Android」アプリをインストールする方法」を参照してほしい)。それが完了したら、先に紹介したアプリのインストールに進もう。

 「Chrome OS」のメニューに「Play Store (beta)」(Google Playストア(ベータ版))という項目がある。その項目をタップ(またはクリック)して、「K-9」を検索する。K-9 Dog Walkersの項目を見つけてタップ(またはクリック)した後、「Install」(インストール)をタップ(またはクリック)する。アプリのインストールが完了したら、Playストアのメインページに戻って、APGを検索する。Thialfiharの項目を見つけてタップ(またはクリック)する。「Install」(インストール)をタップ(またはクリック)して、インストールが完了するまで待つ。

使い方

 K-9 MailをセットアップしてAPGと連携させる手順については、既に別の記事で説明済みだ(「Encrypt your email on Android with the help of K-9 Mail and APG」(K-9 MailとAPGを利用してAndroidで電子メールを暗号化する)を参照してほしい)。Chrome OSでも手順は全く同じである。ただし、APGのおかげで、筆者はこれまでよりはるかに効率的に暗号化電子メールを送信する方法を見つけることができた。その手順は以下の通りだ。

 K-9とAPGのセットアップが完了したら(そして、自分の鍵の生成またはインポートが完了したら)、まず電子メールを送信する相手の鍵をインポートする必要がある。その手順は以下の通りだ。

  1. APGを開く
  2. メインウィンドウで「Import Keys」(鍵をインポート)をクリックする
  3. 画面左上の「Keyserver」(鍵サーバ)ドロップダウン(図A)から、「Keyserver」(鍵サーバ)(公開鍵サーバから鍵を取得する場合)、または「Import from file」(ファイルからインポート)(そのユーザーの公開鍵がローカルに保存されている場合)のいずれかを選択する
  4. 鍵サーバから鍵を取得する場合は、その鍵に関連付けられた名前を入力して、検索ボタンをタップする
  5. ユーザー名/鍵が表示されたら、選択してインポートする
  6. ローカルファイルからインポートする場合は、「Open」(開く)ボタンをタップして鍵(.ascファイル)を見つけた後、「Import selected keys」(選択した鍵をインポート)をタップする
  7. 図A:APGでキーをインポート。
    図A:APGでキーをインポート。

     これで完了だ。APGで使用する鍵が無事にインストールされた。それでは、それらのユーザーの1人に送信するメッセージを暗号化してみよう。

     APG内からメッセージを作成する方が効率的であることに読者も驚くはずだ。K-9内から作業する代わりに、APGを開いて「Encrypt」(暗号化)ボタンをタップしよう。この新しいウィンドウ(図B)で、「PUBLIC KEY」(公開鍵)が選択されていることを確認した後、「Sign」(署名)をクリックする(署名が必要な場合)。メッセージに署名することを選択した場合は、そのメッセージの署名に使用する鍵を選択する必要もある。

    図B:APG内で暗号化メッセージを作成。
    図B:APG内で暗号化メッセージを作成。

     「Select」(選択)ボタンをクリックして、「Recipients」(受信者)リストを表示させる。これは、先ほど公開鍵をインポートした受信者のリストだ。ここから、受信者を選択する(複数の受信者を選択可能)。受信者の選択が完了したら、「OKAY」をクリックする。

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