Salesforce Wave Analyticsのポイント
- IT部門に頼らずにビジネスユーザー自身で分析できるBIツール
- レポートやダッシュボードで状況を把握、測定や検索なども容易に
- モバイルファーストに対応し、AI「Einstein」も組み込み
Salesforce Wave Analyticsの製品解説
セールスフォース・ドットコムの「Salesforce Wave Analytics」は、多角的な分析や高速な検索で迅速な情報活用と意思決定を可能にするビジネスインテリジェンス(BI)ツールだ。アナリストやIT部門に依頼していた情報分析をビジネスユーザー自身で行うことができる。
レポートやダッシュボードでビジネスの状況を素早く把握でき、詳細にデータを探索することも可能。測定、グループ化、条件検索、参照、共有という5つの操作で分析作業を容易に進められる。
スマートフォンやタブレットといったモバイル機器にも対応し、場所や時間を問わずに利用できる。“モバイルファースト”の分析用アプリケーションを自由に作成できる。レスポンシブデザインに対応した分析基盤を利用して情報を素早く視覚化する。
人工知能(AI)「Salesforce Einstein」も組み込まれている。分析に活用することで、データに存在する隠れたパターンを特定して将来を予測できるという。最も生産性の高いアクションの提示や、次に直面するであろう問題の自動発見、優先順位付けといった作業を支援する。
「Sales Cloud」「Service Cloud」に特化したWave Analyticsは、Salesforceにあるデータを取り込み、編集できる。税別価格は1ユーザーあたり月額9000円(年間契約が前提)。「Wave Analytics Platform」はSalesforce以外のデータも取り込める。
用途と機能 | 多角的な分析や高速な検索で迅速な情報活用と意思決定を可能にするBIツール |
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特徴 | アナリストやIT部門に依頼していた情報分析をビジネスユーザー自身で行うことができる。スマートフォンやタブレットといったモバイル機器にも対応し、場所や時間を問わずに利用可能。Salesforce Einsteinも組み込まれている |
税別価格 | Sales Wave Analytics:1人あたり月額9000円 Service Wave Analytics:1人あたり月額9000円 Wave Analytics Platform:要問い合わせ |