KDDI 仮想PBXサービスのポイント
- PBXや関連通信機器、内線電話機などの設備が不要
- スマートフォンで固定電話番号での発着信が可能
- SaaS型グループウェアと連携可能
KDDI 仮想PBXサービスの製品解説
KDDIの「KDDI 仮想PBXサービス」は、構内交換機(PBX)の機能をクラウドで提供するサービスだ。プライベートクラウドで企業ごとに専用環境を用意する。電話回線「KDDI 光ダイレクト」と「KDDI 光ダイレクト over Wide Area Virtual Switch」向けのサービスで、電話機やPBXなどは全て同社が用意し、固定電話の使用台数は無制限。
PBXをクラウド化することで、PBXや関連通信機器、内線電話機などの設備が不要になるだけでなく、電話機器の運用、保守、管理、さらに各拠点内の内線接続と内線に関わる業務などの負担も軽減できる。
スマートフォンでも固定電話番号を発着信できる。これにより不在時の代理応答や取次業務を削減可能だ。また、「KDDI ビジネスコールダイレクト」との併用で、au端末や他拠点と定額で内線通話することが可能になる。
企業内のコミュニケーション環境を統一する機能も備える。例えば、社内のアドレス帳をウェブポータル化し、さまざまな端末から利用できるようになる。また、ビデオ会議は内線電話による接続も可能で、スマートフォンやタブレットで社外から参加することもできる。「Office 365 with KDDI」や「G Suite Basic」などのグループウェアとの連携も可能で、社内外の情報共有のスピードアップにも役立てられる。
用途と機能 | PBX機能をクラウドで提供するサービス |
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特徴 | PBXのクラウド化により初期導入コスト、管理、運用コストの削減が可能。同社の固定電話サービスのみで内線機能を利用でき、スマートフォンで固定電話番号での発着信が可能 |