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セキュリティに必要--アプリケーションレイヤの可視化を阻むもの

アプリケーションレイヤを可視化することでセキュリティを高める――。重要と理解されているが、実際のところは進んでいない。どんなことが阻んでいるのかを考察する。

 百聞は一見に如かず――。確かにそうかもしれません。しかし、状況を完全に把握したとしても、攻撃を止められるわけではではありません。

 ソーシャルメディアやニュースサイトなどで発生するさまざまな犯罪は、ネットワーク上の“セキュリティカメラ”で記録されており、私たちはそれを後で確認することが可能です。このような「可視化」は、司法システムにとって極めて重要な要素だと言えます。可視化によって誰が何を行ったのかを特定することが容易になり、実際に何が起きたのかに関する重要かつ客観的な証拠が得られるからです。

 ここで注意していただきたいのは、全て過去形だということです。つまりすでに起こったことであり、犯罪被害はすでに発生しています。可視化は「何が起きたのか」を理解する上で役立つだけなのです。

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