「Chrome OS」での「Android」アプリ実行については、皆さんもいろいろな話を聞いたことがあるはずだ。「Chromebook」で動作するさまざまなAndroidアプリの画像を見たことのある人もいるかもしれない。だが、実際にAndroidアプリを動作させる方法についての記事を読んだことがない人もいるかもしれない。幸い、筆者はAndroidアプリのインストールをサポートするChromebook端末の1つ(「Pixel 2」)を所有している。確実に言えるのは、この新機能は新たな次元の生産性をChromebookにもたらす、ということだ。ユーザーは端末の機能セットを簡単に拡大できるだけでなく、この新機能がなければ不可能かもしれない方法で生産作業を処理することもできる。
唯一の注意事項(数少ないサポート対象端末の1つを所有している必要があることを除けば)は、単純に「Google Play Store」にアクセスして自分の求めるアプリのページで「Install」(インストール)をクリックするだけで、Androidアプリをインストールできるわけではない、ということだ。まず、「Chrome OS」の最新ビルド(ビルド53以降。Devチャンネルへの変更は要件ではなくなった)をインストールしている必要がある。次に、Androidアプリのインストールを有効化すると、Chrome OS版Play Storeを利用できるようになる。
それでは、必要な手順を詳しく見ていこう。
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