AI・機械学習

自動車を「iPhone」のようにアップデート--テスラの革新ペースが与える影響

TeslaのE・マスクCEOは米国時間1月21日、同社が今後も革新を続け、12~18カ月に1回のペースでメジャーアップデートを実施していく、とツイートした。ここでは、この動きが自動車業界でいかに特異なのかと、どのような意味を持つのかについて解説する。

 Tesla Motors最高経営責任者(CEO)のElon Musk氏は2016年10月、同社の新しい「Tesla」に完全な自動運転が可能なハードウェアをあらかじめ搭載しておき、対応ソフトウェアが提供されたら自動運転を利用できるようにする、と発表した。同氏が「第2世代」や「HW2」車と呼ぶこれら自動車は、カメラ、超音波センサ、レーダー、高度な車載コンピュータを搭載している。ただし、まだこの時点では、自動緊急ブレーキや車線案内といったかなり基本的な自動運転機能すら、多くが利用できないままだった。

 この状態は米国時間1月21日、2016年10月19日以降に製造されたHW2タイプの全Teslaに対する「Autopilot」機能のアップデートが実施されて変わった。このアップデートで、アダプティブクルーズコントロール、前方障害物警報、自動ステアリング「Autosteer」が有効になる。Autosteerの使用は、現時点において時速45マイル(約時速72.4km)までに制限されているが、データが多く集められるにつれて上限速度は高められるだろう。

 ただし、HW2タイプTeslaのオーナーはこのアップデートを歓迎したが、みんながみんな享受できたわけない。アップデートの知らせに反応して、あるTeslaオーナーがTwitterでMusk氏に質問し、2016年10月より前に製造されたTeslaにこの自動運転技術を組み込むための「後付け」オプションを提供することを求めた。

 Musk氏はこのオーナーへの返信で、Teslaの将来戦略を明かし、同社のおおまかな革新ペースを示した。

編集部おすすめの関連記事

残り本文:約1642文字 ログインして続きを読んでください。

関連記事

ホワイトペーパーランキング

  1. 新たな個人データ保護の時代到来!~2018年EU-GDPR施行とその対応~
  2. クラウドファーストと言うけれど…理由あって実現できない企業の「次の手」
  3. IBM Watson が拡げるビジネスの可能性
  4. セキュリティチーム内の情報連携不足が深刻なリスクに?“脅威インテリジェンス”の活用と自動化で危機回避
  5. 次世代 モダンBI・分析プラットフォームを正しく選ぶための選定ポイントとは

編集部おすすめ

ピックアップ製品

サーバ
PC・モバイル
ストレージ
ネットワーク
仮想化
クラウドサービス
OS・ミドルウェア
開発
データベース
運用
セキュリティ
新興技術
IoT
ドローン
ロボット
VR・AR
AI・機械学習
財務・経理
人事・労務
マーケ・営業
購買・調達
生産・製造
データ分析
コミュニケーション
通信・通話
文書・コンテンツ
サイト構築
PCソフト
学習

ベンダー座談会

Follow TechRepublic Japan