スイスのダボスおよびクロスタースで開催された世界経済フォーラムの年次総会「ダボス会議」で、Microsoft最高経営責任者(CEO)のSatya Nadella氏は現地時間1月17日、同社の人工知能(AI)ソリューションは人間の労働者を置き換えるためでなく、人間の能力強化を主眼に設計された、と語った。
技術リーダーたちとのパネルディスカッションに参加したNadella氏は、AI設計がユーザーエクスペリエンスの設計にとてもよく似ていて、何らかの完成形をイメージして設計できるとした。同氏によると、人間を置き換える目的で人間と同じように思考するAIシステムを設計している人もいるが、Microsoftは人間を手助けするシステムの設計を進めているそうだ。
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