最初にコンピュータが現れ、続いてネットワークが登場したことで、同じ場所にある複数のデバイスで情報共有が可能になった。そこからインターネットが進化し、ただタイプするだけで情報を保存、整理、発見できる能力が人間に授けられた。
業界のあらゆる動きから判断して、コンピューティングにおける次の革命はデジタルアシスタントだろう。「iPhone」には「Siri」、Googleには「Assistant」、Microsoftには「Cortana」、そしてAmazonには「Alexa」があり、いずれも音声で命令すれば結果を返してくれる。
2017年のConsumer Electronics Show(CES)において、デジタルアシスタント覇権争いの勝者は、間違いなくAlexaだった。CESの会場には、Amazon製品との連携や同社との提携に関する事例があふれていた。ただし、一体Alexaとは何なのか把握できない人が多い。
このガイドでは、デジタルアシスタントのAmazon Alexaを簡単に紹介する。
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