新たな「Raspberry Pi」ボードが英国時間1月16日にリリースされた。企業が製品に組み込める低価格のコンピュータハードウェアを提供することを目的としている。
この「Raspberry Pi Compute Module 3(CM3)」は、「Pi 3」モデルに採用されたのと同じ1.2GHzのBroadcom製「BCM2837」クアッドコアプロセッサと1Gバイトのメモリを、小型薄型化されたボードに搭載している。
CM3は、DDR2 SO-DIMM(Small outline dual in-line memory module)と同じサイズのコンパクト設計で、電子機器への組み込みに適している。初代の「Raspberry Pi Compute Module(CM)」は、各種のIoT(モノのインターネット)製品、ホームおよびファクトリーオートメーション製品に加え、メディアプレーヤーの内部で使用された。
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