ここ数年、マスターデータ管理(MDM)に関する検討、導入の数が飛躍的に増えています。業界も製造や流通/サービス、金融など幅広く、対象マスターも商品(製品)、顧客、仕入先、組織、従業員など複数ドメインにわたります。
では、各社はどのような効果を期待してMDMを導入しているのでしょうか。その具体的な効能を見ていきましょう。
効能1:方言の翻訳
異なるコード体系(方言)をもつアプリケーション間のデータ連携でのコード変換(翻訳や標準語化)を自動化。P2P連携で個別のコード変換機能を開発するのではなく、MDMハブ上の相互変換表(クロスリファレンス)に集約、一元管理することで開発と運用のコストを削減
残り本文:約1225文字 ログインして続きを読んでください。