ウェアラブル

導入者の3割が使用を止めるスマートウォッチ--ユーザーは利便性を感じられない

ガートナーはウェアラブルデバイス利用状況調査の結果を発表した。それによると、各デバイスの導入率は、スマートウォッチが10%、フィットネストラッカーが19%だったという。

 Gartnerは、スマートウォッチ、フィットネストラッカー、仮想現実(VR)対応メガネとヘッドマウントディスプレイ(HMD)を対象に、米国、英国、オーストラリアで実施したウェアラブルデバイス利用状況調査の結果を発表した。それによると、各デバイスの導入率は、スマートウォッチが10%、フィットネストラッカーが19%、(簡易的なボール紙製デバイスを除いた)VRグラスとHMDが8%で、いずれも本格的な普及段階には至っていないという。

 一方、導入しても利便性を感じられないなどとして使用を止めた割合は、スマートウォッチが29%、フィットネストラッカーが30%と高かった。これについて、Gartner調査ディレクターのAngela McIntyre氏は、「使用率の割に使用停止率が極めて高い。使わずにいられない十分な価値を提供するためには、通常のスマートフォンと異なる使い勝手をもたらす必要がある」と指摘した。

 スマートウォッチの地域別利用率は、米国が12%、英国が9%、オーストラリアが7%。また、44歳以上の利用率がほかの年代に比べ高かった。毎日使う人はユーザーの58%で、週に数回使う人は33%。

 フィットネストラッカーの地域別利用率は、米国が23%、英国が15%、オーストラリアが19%。ユーザーの大多数が毎日使っており、26%が週に数回程度の利用頻度だった。

 Gartnerは、ウェアラブルデバイスの価格が認識されている利便性の割に高過ぎるとした。そして、知名度の低いブランドは有名ブランドに比べ市場シェア拡大が難しいという。そこで、低い利益率を受け入れ、トップブランドよりも大幅に安い価格で販売しつつも、価格に敏感な消費者層に高品質を届けるべきだとした。

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