ROS3のポイント
- EDIシステムの構築・運用から保守やサポートまでをワンストップで提供
- APIや外部アプリケーション連携ジョブコマンドによるアプリケーションに組み込み可能
- 相手先数やファイル数などのユーザー制限がなく、全銀BSCやJCA手順でも回線数に応じてUST追加が可能
ROS3の製品解説
セイコーソリューションズの「ROS3(ロスキュービック)」は、独自開発の統合電子データ交換(EDI)パッケージ。必要な機能のみを組み合わせた最適なEDIシステムを構築でき、運用や保守、サポートまでを提供する。全銀、JCA、全銀TCP/IP、FTP、SFTP、WebEDI、流通ビジネスメッセージ標準(流通BMS)に対応。HULFTとの連携も可能。
統合EDI構築に関しては、幅広い通信手順とファイル形式に対応しており、異なるプラットフォーム同士のデータ伝送が容易。EDIシステムで必須の運用管理機能も標準サポートしている。従来のEDIで課題となっていたプロトコルフォーマットの違いを気にすることなく、オープンなEDIシステムを構築できる。
全銀/JCA手順対応については、全銀/JCAプロトコルを標準装備。豊富なAPIと外部アプリケーション実行コマンドを用意し、外部のアプリケーションやプロダクトと容易に連携が可能だ。
また、インターネットを利用したEDI接続にはセキュリティ対策が必須であり、基幹システムや社内システム向けのファイル交換にも厳格なセキュリティが求められることから、SSH暗号化経路を確立してファイルを送受信するSFTPオプションも用意されている。これにより、インターネット回線での利用においても安全なファイル伝送を可能にするほか、サーバ/クライアント機能と公開鍵認証にも対応している。

統合EDI構築のシステム構成例
用途と機能 | 必要な機能のみを組み合わせた最適なEDIシステムを構築でき、運用や保守、サポートまでを提供 |
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特徴 | 全銀、JCA、全銀TCP/IP、FTP、SFTP、WebEDI、流通BMSに対応。HULFTとの連携も可能。幅広い通信手順とファイル形式に対応しており、異なるプラットフォーム同士のデータ伝送が容易 |
導入企業 | 第一倉庫冷蔵、熊本流通情報センター、北國銀行、スリーエフ、など |