「IBM Bluemix」の新しいクラウドサービスは、企業がより迅速にクラウドにデータを移行できるよう支援するとともに、それらのデータから有用な洞察を得るための能力を高める可能性がある。IBMは米国時間11月18日、「IBM Decision Optimization on Cloud」「IBM Bluemix Lift」「IBM dashDB for Transactions」の3サービスをプレスリリースで発表した。
IBMはこのプレスリリースで、多くの組織は、所有するデータをクラウドにまず移行すること、そして移行後のデータを管理することに苦心していると述べた。また、同プレスリリースではIDCの統計データを引用し、分析の対象とすべき「価値の高い」データは、2020年までに量が2倍になり、問題が複雑化するとの予測を示した。
IBMの「Watson Data Platform」担当バイスプレジデントを務めるJohn Murphy氏は、「クラウドは、コグニティブ(認知)インテリジェンスを実現するプラットフォーム」だと同プレスリリースで述べた。「われわれは、Bluemixで使用できるクラウドデータサービスのカタログを拡充する取り組みを続けており、開発者やデータサイエンティストらがビジネスの革新に役立つデータをより効率的に管理し、より迅速に解釈できるよう支援することができる」(Murphy氏)
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