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「Chrome」で期待されるリソース消費の軽減--バージョン55とグーグルのモバイル戦略

「Google Chrome」はリソースを大量に消費することで知られるが、12月に予定されているアップデートで、リソース使用率が大幅に改善されるという。同社が推進するモバイルウェブの取り組みに、ようやく追いつく形だ。

 世界でモバイルへの移行が進むなかで、Googleはその移行を加速させるために可能なことをすべて実行している。自社の有名な検索インデックスに、モバイルファーストのアプローチを採用したほどだ。ただし、実行できていないこともある。「Google Chrome」ブラウザを改善して、システムリソースを大量に消費しないようにすることだ。Chromeはリソースへの負荷が非常に大きいため、バッテリ持続時間を1時間延ばしたければ、単純にAppleのブラウザ「Safari」を使うことが確実な解決策になっている。

 だが、Google Chromeチームはようやく、同社モバイル部隊の他のメンバーたちに追いつこうとしており、 2016年12月に予定されているアップデート「Google Chrome 55」でリソース使用率を大幅に改善すると約束している。Googleがモバイルの促進のために取り組んできたことは高く評価するがChromeの進展の遅さに失望していたという人々にとって、これは大いに歓迎すべきニュースだ。

欠点をものともせずシェアを拡大し続けるChrome

 Google Chromeは何年にもわたって着実にシェアを拡大しており、デスクトップでかつての王者「Internet Explorer」を、モバイルではSafariを抜いて首位に立つまでになった。以前は丸め誤差という程度のシェアだったChromeだが、Googleがミニマリスト的なデザイン、検索機能の統合、純粋な速度を組み合わせたことで、動作の遅いブラウザ群を市場シェアで上回った。以下のように、デスクトップの1位はChromeだ。

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