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オフィスの外はいまだ紙--FileMakerから見える業務のデジタル化の進行具合

ITの普及によって、企業規模に関係なく業務はデジタル化が進んでいるかように思われる。しかし、中堅中小企業、大企業でもオフィスの外ではまだまだデジタル化が進んでいない。FileMaker幹部への取材から見えてくる。

 市場競争が激化しビジネスにスピード感が強く求められるようになった昨今、ビジネスをサポートする業務アプリケーションでも、その潮流はよりアジャイルに、そして従来のIT部門主導からユーザー部門主導へと大きく移り変わりつつある。

 そうしたなか、11月9~11日に開催されたイベント「FileMakerカンファレンス 2016」にあわせて米FileMakerの幹部陣が揃って来日した。ユーザーベースなアプリケーション開発プラットフォームの“老舗”とも言うべきデータベースソフトウェア「FileMaker Pro」などで構成される「FileMakerプラットフォーム」を提供する同社が目指すノンプログラミングアプリケーションの方向性や国内外でのユースケースなどについて話を聞いた。

FileMaker CAO兼ファイルメーカー 社長 Bill Epling氏
FileMaker CAO兼ファイルメーカー 社長 Bill Epling氏

世界でニーズが高まっているノンプログラミング開発

──ビジネスの現場にいるユーザーがノンプログラミングでアプリケーションを開発するといったニーズは米国内でも高まっているのか。

Bill Epling氏(FileMaker 最高総務責任者=Chief Administrative Officer:CAO兼ファイルメーカー社長):米国に限らず世界中で明らかに高まっている。FileMakerプラットフォームは、ユーザー部門だけでも業務内容に則ったアプリケーションをノンプログラミングで開発できる点が大きなポイントだが、われわれのユーザーの多くが、まるで製品内にデベロッパーが存在しているかのごとく、気軽に優れたアプリケーションを構築して活用している。

──テクノロジから縁遠いユーザー部門にとっては、たとえプログラミングが不要であっても、使いやすいアプリケーションをデザインするのは難しいと思うがどうか。

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