サーバ仮想化 コンバージド・ハイパーコンバージド

第2回:HCIを使ってSDIを構築するためのハードウェア調達

ハイパーコンバージドインフラ(HCI)を使った「Software Defined Infrastructure(SDI)」のメリットに続き、筆者が過去に手掛けた案件をベースにHCIを使ったインフラの構築ノウハウを紹介しよう。

 前回は、ハイパーコンバージドインフラ(HCI)を使った「Software Defined Infrastructure(SDI)」のメリットを紹介した。今回は、筆者が過去に手掛けた案件をベースにHCIを使ったインフラの構築ノウハウを紹介しよう。

実際に手掛けたSDIのイメージ

 まずはシステムの全体像を紹介しよう。ハードウェアは、HCIとそれを相互に接続するためのスイッチのみ。きわめてシンプルな構成となっている。NutanixのHCI製品を選択した。必要なリソース量を考慮した結果、Nutanixは十数台の構成になった。

 「VMware ESXi」を使ってサーバを仮想化し、「VMware NSX」でネットワークを仮想化している。ストレージは、Nutanixのミドルウェアで仮想化した。仮想サーバ側から見ると、Nutanixに搭載された十数台分のストレージは単一の巨大なストレージ領域に見える。

 インフラ管理者は普段、VMwareの管理コンソールからサーバやネットワークを管理する。Nutanixの管理画面はクラスタの設定や拡張をする場合にのみ使用する。

 このインフラ上では、基幹業務システムにこれまで数十台のサーバで稼働していたシステムを十数台のHCIに集約した。サーバを集約するにあたり、SDIのサーバ仮想化を利用している。

 インフラの刷新による効果は多岐にわたる。まず、ハードウェアの調達が不要になった。さらに、SDIによりネットワークの設計や設定作業が効率化した。クラスタの拡張も容易だ。既存のクラスタに機器を追加するだけでリソースを拡張できる。リソース増強時の機器追加作業を大幅に効率化した。

ハードウェアの調達が楽に

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