NA1000シリーズのポイント
- WIPS技術を用いてさまざまな無線不正侵入を検知、防御する
- 周辺のアクセスポイント分布、デバイス分布、チャネル分布などを可視化し、許可、不正、外部、未分類などに色分け表示
- 管理コンソールで複数のアクセスポイントや許可するデバイスの登録などを一括設定できる
NA1000シリーズの製品解説
NECプラットフォームズの「NA1000」シリーズは、中小規模ネットワーク向けの無線LANアクセスポイント(AP)だ。無線侵入防止システム(Wireless Intrusion Prevention System:WIPS)を搭載している点が大きな特徴となっている。
WIPS技術を用いてさまざまな無線不正侵入を検知、防御する。具体的には、不正デバイスの検出、フィッシングサイトやウイルス感染のおそれがある不正サイトに誘導するAPへのアクセス遮断、APを狙ったサービス拒否(DoS)攻撃、WEPキーを盗むクラッキングの遮断、無線接続のエリア制限などである。
管理コンソールで複数のアクセスポイントや許可するデバイスの登録などを一括設定が可能。周辺のアクセスポイント分布、デバイス分布、チャネル分布などを可視化し、許可、不正、外部、未分類などに色分け表示する。
対応する無線LAN規格は、5GHzがIEEE802.11ac/n/a、2.4GHzがIEEE802.11n/g/b。セキュリティ機能として、SSID、WEP、WPA2-PSK、WPA/WPA2-PSK、WPA2-EAP、WPA/WPA2-EAPに対応する。
シリーズには、WIPS全機能搭載を搭載する「NA1000W」と一部機能を搭載する「NA1000A」の2モデルがある。

NA1000シリーズの外観(NECプラットフォームズ提供)
用途と機能 | 中小規模ネットワーク向けの無線LANアクセスポイント(AP) |
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特徴 | WIPSを搭載し、不正デバイスの検出、フィッシングサイトやウイルス感染のおそれがある不正サイトへのアクセス遮断、サービス拒否(DoS)攻撃をはじめとする脅威と脆弱性攻撃の防御、WEPキーを盗むクラッキングの遮断、無線接続のエリア制限などに対応する |
税別価格 | NA1000W:9万3000円、NA1000A:6万8000円、管理コンソール:12万円 |