IT部門の存在感を強烈にアピールできるCIOに必要な資質

優れたCIOに必要な資質とは何だろうか。それは「先見の明を持ち多様な種を社内にまける」ということだ。その理由と背景を解説する。

 CIOとは、Chief Information Officerの略で、最高情報責任者と訳されることが多い。ただし、日本企業でこの役割を担う人が出す名刺には「CIO」という文字がどこにも見られないということも珍しくない。

 いわゆるCIO、あるいはそれに準じる立場の人にとっての大きなイベントは、短くて5年、長くて10年に一度は行われるシステム更新だろう。となると、何はさておき、このイベントをつつがなく低コストで完了できる、またはその指揮をとれる人がCIOとして最適ということになる。

 もちろん、システム更新やリプレースを問題なく済ませることも大切だ。しかし、筆者は、優れたCIOとは予定されたイベントを処理できる以外にもっと重要な資質が必要だと考える。

 それは「先見の明を持ち多様な種を社内にまける」という資質ではないだろうか。

クラウド以前のIT課題はどのように解決されたのか?

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