NetSkateKobanのポイント
- PCや端末のネットワーク接続をセンサで検出して、設定に従って不正接続を遮断
- IPv4だけでなくIPv6で通信する端末も検知する
- 未許可の端末を接続制限して接続申請サイトへと誘導する機能を備える
NetSkateKobanの製品解説
サイバー・ソリューションズの「NetSkateKoban」は、イントラネットを対象とした不正端末接続の検知遮断システムだ。PCや端末のネットワーク接続をセンサで検出して、設定に従って不正接続を遮断する。IPv4だけでなくIPv6で通信する端末も検知する。
端末接続履歴の記録や管理ポリシーをもとに常時監視する「NetSkateKobanマネージャ」とフロントエンドとなる「NetSkateKobanコンソール」、端末を検知して接続を制御するセンサ「端末検知メソッド・エージェント」などで構成する。
センサには、既存設備に変更なく設置できるマルチVLAN対応のアプライアンス、あるいは既存のスイッチやルータの機能と連携するソフトウェアを用意。数千台のスイッチと連携した大規模な監視構成も構築できる。
ファシリティ管理機能では、階層ごとの物理配置図で直観的に監視対象機器を管理。イベントが発生した場合に、ハイライトを追跡することで原因を特定したり、機器やLANケーブルのプロパティ情報を管理したりできる。
ほかに、未許可の端末を接続制限して接続申請サイトへと誘導する「ウェブ申請」、検疫アプライアンスサーバとの連携によるネットワーク利用の可否判断、DHCPサーバとの連携による端末管理などを行える。
NetSkateKobanマネージャとデータベースをハードウェアにプレインストールした「NetSkateKobanマネージャアプライアンス」、SOHO向けの「NetSkateKoban Nano」、クラウド事業者やネットワーク監視サービス事業者向けに仮想化とVPNに対応させてレポート機能を強化した「NetSkateKoban in the clouds:KobanCloud」などがある。

NetSkateKobanマネージャアプライアンスの設置図(サイバー・ソリューションズ提供)
用途と機能 | イントラネットを対象とした不正端末接続の検知遮断システム |
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特徴 | PCや端末のネットワーク接続をセンサで検出して、設定に従って不正接続を遮断排除する。IPv4だけでなく、IPv6で通信する端末も検知する |
導入企業 | ハートネットワーク、財団法人仙台市産業振興事業団、東北大学大学院経済学研究科、エヌ・ティ・ティ・コムウェア、医療法人社団 こくの医院、国立大学法人宮城教育大学情報処理センター、社会福祉法人 仙台市社会福祉事業協会、仙台市、キヤノンITソリューションズ、東北電力、など |