Gartnerは、ビッグデータに対する投資は増え続けているが減少の兆しが見られる、との調査結果を発表した。具体的には、2016年時点で対ビッグデータ投資を実施した企業の割合は48%あり、前年に比べ3ポイント増えた。ところが、今後2年間に投資する計画のある企業は25%で、前年の31%より減ったという。減少に向かう原因として、Gartnerはビッグデータプロジェクトの実運用化が難しい点を挙げた。
調査対象者の4分の3弱が、勤務組織でビッグデータに対する投資を実施済み、もしくは実施予定と答えたものの、試験運用段階で足踏みしている組織が多かった。ビッグデータプロジェクトを実運用している組織は15%にとどまり、前年の14%からほとんど変化していない。
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