脆弱性診断 トリップワイヤ・ジャパン

最大のセキュリティホールは人間--ありふれた脆弱性攻撃が今も通用する理由

「今なお旧式の脆弱性が攻撃に使われている。新たに見つかった脆弱性を利用する攻撃は減っている。既知の脆弱性を突くだけで十分に攻撃できるからだ」――。Tripwireの調査で明らかになっている。

 米Tripwireは、ファイルに加えられた変更や改ざんを検知するソフト「Tripwire Enterprise」、社内のサーバやクライアントPCが抱えるOSやアプリケーションの脆弱性を診断するアプライアンス「Tripwire IP360」などを手がけるセキュリティ関連ベンダーだ。

 同社の特徴の1つは“脆弱性調査チーム(Vulnerability and Exposure Research Team:VERT)”を自前で組織していること。世界中のチャネルから得られる最新のセキュリティ情報を常時監視し、個々の脆弱性について調査している。

 VERTは、脆弱性を検知するアルゴリズムを開発してTripwire IP360に反映したり、最新の脆弱性情報を作成してレポートとして公開したりしている。月次レポートでは、企業が優先して適用すべきパッチの上位10種を記している。

 「今なお旧式の脆弱性が攻撃に使われている」。VERTで働くエンジニアのLane Thames氏はサイバー攻撃の現状をこう説明する。「新たに見つかった脆弱性を利用する攻撃は減っている。既知の脆弱性を突くだけで十分に攻撃できるからだ」(Thames氏)

新しく開発されるエクスプロイトの推移を調査

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