Googleの「Pixel」スマートフォンがついに披露された。そして、Pixelには、AIが搭載されている。最新の純正「Android」スマートフォンであるPixelは米国時間10月4日開催のGoogleイベントで、新しい「Daydream View」仮想現実(VR)ヘッドセット、新しい「Google Wi-Fi」ルータ、新しい「Chromecast」とともに発表された。
Googleの最高経営責任者(CEO)であるSundar Pichai氏は同イベントの冒頭で、PCからウェブへの移行、そして、現在のウェブからモバイルへの移行について説明した。そして、テクノロジの世界は今、「モバイルファーストからAIファースト」への移行のまっただ中にあるとGoogleは考えている、と同氏は述べた。
そうしたAIへの取り組みの中心にあるのは、5月に発表されたGoogleのパーソナルアシスタント「Google Assistant」だ。Pichai氏によると、Google Assistantで目指しているのは、「それぞれのユーザーが自分専用のGoogleを築き上げられるようにする」ことだという。Googleは新しいハードウェア製品を多数発表したが、Google AssistantがPixelスマートフォンの中核をなしていることも強調した。
今回の発表に関して知っておくべき4つの重要なことを以下で紹介する。
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