アクセス管理

注目される“IGA”--IDガバナンスによる権限の極小化が情報漏えいを防ぐ:NetIQ

システムへのアクセスを管理するためのものとして“Identity & Access Management(IAM)”が普及してきているが、現在は“Identity Governance & Administration(IGA)”が注目を集めつつある。

 「情報漏えい事件の63%は、盗んだIDとパスワード(PW)を使って正規ユーザーに成りすましたものだ」――。米NetIQのアイデンティティソリューションズストラテジストであるTravis Greene氏は、米Verizon Enterprise Solutionsの調査データを引き合いにID/PWを適切に管理するガバナンス(統制)の重要性をこう指摘する。

 成りすましの影響は大きい。「大手医療保険会社の米Anthemは、データベース管理者のID/PWを不正に使われて、保険加入者などの個人情報が漏えいした。自分が行っていないデータベース操作が行われていることをデータベース管理者が発見し、セキュリティ部門に報告した」(Greene氏)

 ID/PWの窃盗に対して、われわれはどう対抗すればよいのか。Greene氏は「アイデンティティ管理とアクセス制御によって対抗できる」と強調する。情報システムのアカウントとアクセス権限を適切に管理することでセキュリティを担保するアプローチをGreene氏は「Identity Powered Security」と呼ぶ。

 Greene氏は、Identity Powered Securityを成り立たせる要素として(1)「Identity Governance & Administration」(アイデンティティ情報のガバナンスと管理)、(2)「Access Management & Authentication」(アクセス管理と認証)、(3)「User Activity Monitoring」(ユーザー活動の監視)――の3つを挙げる。

 米NetIQは、これら3つの原理原則をカバーするソフトウェア製品として、ガバナンス機能に注力したアイデンティティ管理ソフト「Identity Manager」と、リスクベース認証機能を備えたシングルサインオン(SSO)型のアクセス制御ソフト「Access Manager」を用意している。

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