オフィスソフト

「MS Office」から「LibreOffice」への移行--欧州政府機関の事例に学ぶ

欧州の政府機関では「Microsoft Office」から別のソフトウェアに移行するプロジェクトが一部で進んでいる。イタリア国防省の「LibreOffice」への移行プロジェクトなどを例に、一般企業が代替オフィススイートに乗り換える際のヒントを紹介する。

 10年以上前にオープンソースのオフィススイートに人気が出てきてから、一部の大規模組織は「Microsoft Office」に背を向けている。

 欧州の政府機関ではMicrosoft製品を置き換えるプロジェクトがいくつか進んでおり、イタリア国防省が12万台以上のPCをオープンソースの「LibreOffice」に移行させるプロジェクトも、その最新の事例にすぎない。

 しかし、勢いは増しているかもしれないが、こうした組織は依然として少数派だ。企業もMicrosoft Officeから離れる動きに追随するところはまだ多くない。

 企業がMicrosoft Officeからの乗り換えに消極的なのは、広く認識されている移行のマイナス面が原因なのかもしれない。

 LibreOfficeに対する不満として、インターフェースが古くさい、文書をクラウドに同期する機能がない、という意見が上がることもある。また、Microsoft Officeと互換性がないのではないかと心配して、尻込みする人もいるようだ。

 本記事では、こうした移行プロジェクトに長年携わってきた人々から、企業がLibreOfficeに乗り換える負担を軽減し、先述した批判の一部に対処する方法を学ぶ。

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